「景-kei-」和楽器のための3つの風景
※第20回 全国学生邦楽フェスティバル委嘱作品(2015年5月)
●楽曲解説
四季折々の美しい日本の風景を三つの景色、雪・月・花によせて音にしてみました。第一箏は押し手、第一尺八はメリ音を一度も使用しておらず、初級者から合奏を楽しんでもらいたい、そんな思いで作った作品です。
・第一章「雪」
しんしんと降る雪の中を歩いていると開けた広場に出る。普段は何気なく通っている場所も雪が降ると一変して見えます。雪がだんだん強まり舞う情景、そしてまた静かに戻っていきます。
・第二章「月」
広い空を望むと月が浮かんでいる。思いに耽りながらゆったりとした時間を楽しみ、いつしか月は天高くのぼっている。
・第三章「花」
花と言えば桜。満開の桜が空を染める優雅な情景と風に吹かれて舞い散る風景。
●演奏動画詳細
・演奏
1箏/清原晏
2箏/細川喬弘
三絃/村澤丈児
十七絃/岡村秀太郎
尺八1/藤原道山、庄野文山
尺八2/長谷川将山、風間禅寿
・録画・録音
2022年12月12日(月) 紀尾井小ホール
藤原道山 邦楽作品展「景」より
・演奏動画
https://www.youtube.com/watch?v=fVlds8p4bn8